2015年度の永住権抽選(DV-2015)の受付が東部時間2013年10月1日正午12時にはじまり、2013年11月2日正午に終了します。DV-2015とは、アメリカ合衆国を構成する人種の中で、移民比率の比較的低い国からの移民の数を増やそうとする目的で年に一回行われる移民多様化プログラムのことです。申請は無料、オンラインで申請を行ない、抽選者はコンピューターにて無作為に選ばれます。対象となるのはアフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米、南米とオセアニアなど6つの地域から過去5年間において、移民ビザの発給少ない国で出生した人で、抽選で年間で合計5万件の移民ビザが割り当てられます。日本で出生した人も抽選の対象となります。本人が対象国で出生していなくとも、配偶者が対象国で出生していれば、その配偶者の出生国で申請することも可能です。一人一回だけの抽選ですが、本人の申請とともに配偶者と21歳未満のお子様も一緒に申請することができます。一回以上申請をすると、すべての申請が無効となります。

申請方法は、オンラインリンクhttp://www.dvlottery.state.gov/にいき、申請者の氏名、生年月日、出生地、出生国、住所、イーメールアドレス、電話番号、学歴、婚姻関係、配偶者情報、子供の情報など基本的な個人情報を入力します。デジタルも写真も添付し、オンラインで提出します。抽選結果は、通常翌年の5月以降に国務省のウエブサイトにて確認できます。上記リンクにいき、”Entrant Status Check”という項目を選択し、申請確認番号を入力して、当選状況を確認します。

抽選による永住権を申請するには、まず申請資格を満たさなければなりません。まず、申請者は高校を卒業していること、または過去5年間において最低2年間の職務経験があることが条件です。高校は正規の授業に限られます。通信教育や高校同等教育終了証書(GED)は対象とはなりません。職務経験として認められるのは、最低2年間のトレーニングや経験を必要とするような職種をさします。さらに、申請者は犯罪暦の有無なども審査されます。永住権の資格条件を満たさない応募者の数も考慮して、当選者は申請枠よりもかなり大目に選ばれますので、当選しても必ずしも皆が皆申請を行なえるわけではありません。受領番号の順番に申請を行ないますが、当選者は自分の順番がまわってくるまでは永住権の申請書類を提出できません。2015年の9月末までに順番が回ってこなかった場合、もしくはその年の永住権発給枠が達成してしまったら、永住権申請の受付は終了します。したがって、当選したらすぐにケース番号を確認し、順番が回ってきたら、速やかに申請を行うことが大切です。もし順番がまわってくる前に永住権受付が終了した場合、翌年度の抽選に再度申し込むこともできます。

抽選申請方法の詳細については、国務省のウエブサイトhttp://travel.state.gov/visa/immigrants/types/types_1318.htmlを参考ください。

-本ニュース記事に関する注意事項(DISCLAIMER)-

本雇用・労働・移民法ニュース記事は弁護士として法律上または専門的なアドバイスの提供を意図したものではなく、一般的情報の提供を目的とするものです。また、記載されている情報に関しては、できるだけ正確なものにする努力をしておりますが、正確さについての保証はできません。しかも、法律や政府の方針は頻繁に変更するものであるため、実際の法律問題の処理に当っては、必ず専門の弁護士もしくは専門家の意見を求めて下さい。

執筆:大蔵昌枝弁護士, ベーカー・ドネルソン法律事務所
MONARCH PLAZA, SUITE 1600
3414 PEACHTREE ROAD N.E.
ATLANTA, GEORGIA 30326
PHONE: 404.577.6000
FAX: 404.221.6501
E-Mail: [email protected]